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ペットの耳、大丈夫?耳を痒がるのは病気のサインかも

動物の耳は風通しが悪く、湿度がこもりやすい構造になっています。

今回は特にトラブルの多い外耳炎を含めた耳の病気について、ご紹介していきます。

 

■人と動物の耳の構造の違い

 

耳は大きく「外耳」「中耳」「内耳」に分けられます。

「外耳」は耳介と鼓膜までの部分です。

人間の耳道は耳の穴からほぼまっすぐなのに対し、犬猫は耳の穴から下に向かって縦に伸びる”垂直耳道”があり、その後、鼓膜まで横方向に続く”水平耳道”というL字型の耳になっています。

鼓膜より先が「中耳」:外耳で受けた音の振動を拡大して内耳に伝える。

中耳のさらに奥が「内耳」:平衡覚や聴覚の受容器があります。

 

■耳の病気のサイン

頭を振る

耳やその周囲を掻く

赤みや腫れがある

臭いがキツい

床や壁に擦りつける

触られるのを嫌がる

他の犬が耳を舐める など

*他にも、痛みや痒みがある状態は大きなストレスを感じているので、イライラして普段より攻撃的になる、塞ぎ込む、食欲が低下するなどの症状が見られることもあります。

上記の症状がある場合は、注意が必要です。

 

代表的な犬の耳の病気

外耳炎鼓膜までの外耳道に炎症が起きている状態

原因は様々で、細菌感染や真菌の繁殖によるものや耳に寄生するミミヒゼンダニアレルギー異物できものなどが挙げられます。

特に垂れ耳や耳毛が多い犬種は注意が必要です。

㊟外耳炎が進行し、鼓膜を超えてしまうと中耳炎・内耳炎を発症することがあります。

眼振、頭が傾く、顔面の麻痺、旋回するなどの重大な症状を引き起こします。

耳血腫

耳介を掻くなど物理的な刺激により、内部の毛細血管が破れて血が溜まり腫れること。

小さい腫れから、耳全体がパンパンに膨れ上がるものまであります。

軽度であれば中の液体を抜く処置を行いますが、再発を繰り返す場合は手術を行うこともあります。

 

■当院で行う検査方法

耳鏡を使い、鼓膜までの外耳道を確認します。

耳垢の汚れが多ければ、暖めた生理食塩水や洗浄液で耳洗浄を行います。

点耳薬が必要の場合は、ご相談の上で病院もしくはご自宅で点耳を行っていただきます。

当院ではご自宅での耳掃除はオススメしていません

理由として、耳には自浄作用があり、自然に耳垢は外に出てくるようになっています。

綿棒などによって奥まで掃除することで、出てきた耳垢を奥に押し込んでしまったり、痒みがより増してしまう可能性が高いです。

その為、お家での耳掃除は外に出てきた耳垢を綿花などで拭い取る程度で十分です。

 

 

外耳炎などの耳の病気は再発しやすく、治療も長引くことが多いので、こまめにチェックして気になる症状があれば、早めにご相談ください☺

 

 

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