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飼い犬の目やに・涙には注意が必要!?代表的な目の病気について

目やにや涙、目をこする仕草などは普段からよく見られるとは思いますが、実は目の病気のサインのこともあります。飼い主様が気付いたときには病気が進行してしまっていることも多いため、今回は早期発見のために代表的な目の病気についてお話していきます。

 

1⃣角膜潰瘍:目の表面にある角膜に傷ができる

  

症状‥特に目をショボショボさせる、他にも充血、目やに、涙など

原因‥ケンカなどの外傷、異物などの刺激感染(感染すると目やにが黄色や緑っぽくなります。)

ドライアイや他の病気と関連して起こることも。

傷は浅い~深いモノまであり、角膜の損傷具合で症状や治療が変化します。

 

 

㊟角膜は薄い+様々なモノに触れるため、ダメージを受けやすい!

治療角膜を染色して傷の有無や深さを確認。
表面の浅い傷であれば点眼。傷が深く痛みが強い場合は痛み止めの内服も併用。

 

2⃣白内障:レンズの役割をする水晶体が白く濁り、視力の低下を引き起こす

 

☆人では老化に伴うイメージが強いですが、動物では遺伝により若齢で発症することも多くあります。また、若年性の白内障は進行が早いこともあるので注意が必要です。

症状初期は分かりにくく、気づかないことがほとんどで進行するうちに気が付きます。視力はだんだんと低下していくため、モノにぶつかる・階段や薄暗い場所を怖がる・急にビックリするなどの変化もみられます。

治療‥初期であれば点眼で進行を抑えることや、進行度や年齢によっては手術で視力の回復が望めるケースがあります。ただ、合併症のリスクもあります。

※目が白く見える病気は白内障だけで無く、”核硬化症”という病気もあります。

核硬化症は視力が低下しませんが、見た目では白内障と違いが分かりません

検査によって区別が可能なので、目が白く濁ってきたら一度ご相談ください。

 

3⃣緑内障眼圧が上昇することで痛みや視力の低下を引き起こす

   

症状充血、目が大きくなる(牛眼)、瞳孔が開く(散瞳)
急性の場合は痛がって目をこする、まぶしそうにすることも

☆視神経がダメージを受けると急速に視力を失っていきます。

治療点眼などで眼圧を下げることが最優先です。また、視力が失われている・痛みが強い場合は眼球摘出手術を行う場合もあります。

 

4⃣チェリーアイ(第三眼瞼脱出):第三のまぶた「瞬膜」が飛び出すこと

  

瞬膜は瞬間的に目を保護する働きで普段は隠れて見えないですが、何らかの刺激で表面に飛び出してしまいます。

症状目が赤い・こする、瞬きの回数・目やに・涙が増える、まぶしそうにするなど

治療‥軽度であれば押し戻すことが可能ですが、重度の症状や再発する場合は手術が選択肢に入ってきます。

 

☆目はとてもデリケートな場所の為、数日で重傷化して視力を失う緊急の場合もあります。その反面、早期発見・治療で症状を緩和できたり、回復の可能性を上げることもできるため、いつもと違う様子があれば早めにご来院ください!

 

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