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『猫に与えてはいけないものシリーズ:ユリ』
【与えてはいけない・食べてはいけないものの代表】
猫に与えてはいけない食べ物
・チョコレート
・ネギ類
・ユリ
上記のものが代表的な与えてはいけないものになります。
今回から順番に食べた場合に出る症状を伝えします。
第三弾はユリです。
絶対に食べてはいけな植物第一位はユリです。猫のいるお家ではユリは飾らない方が安全です。
いかにユリが危険がご紹介します。
ユリの危険性について
猫にとってユリは猛毒であり、花びらの一部の誤飲ですら死に至らしめる可能性があります。
花粉、葉、雄しべ、花弁などの毒になるので注意が必要です
【症状】食べてはいけないものを食べさせたら?
誤飲後1〜3時間以内
・流涎 ・嘔吐 ・食欲不振 ・意識レベル低下
※誤飲後6時間前後で消化器症状は改善するが、治ったのではないので注意!!
誤飲後12〜30時間後におしっこが増え(多尿)、脱水を起こす
誤飲後24〜48時間後におしっこが出なくなる(無尿)
症状が出てから3〜7日後に死亡する
■【対処】食べてはいけないものを食べてしまったら?
催吐処置:薬によって胃の中に入っているユリを吐き出させます。
・活性炭投与
・点滴
・尿が少ない(乏尿)、尿が出ない(無尿)の場合は適宜対応が必要
→無尿に陥り、急性腎不全になった場合は死亡率は80~90%と非常に高い
すぐに近くの動物病院に電話をして、病院からの指示を仰ぐようにしてください。
消化する前にすぐに吐かせることが一番ですが、自宅で無理に吐かせようとすると危険を伴いますので、絶対に行わないようにして下さい。
当院の雰囲気、トリミングの様子はインスタグラムでも配信しています。
病院アカウント@yuzuriha_vet
トリミングアカウント@yuzuriha_trim