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『猫に与えてはいけないものシリーズ:ネギ類』
【与えてはいけない・食べてはいけないものの代表】
猫に与えてはいけない食べ物
・チョコレート
・ネギ類
・ユリ
上記のものが代表的な与えてはいけないものになります。
今回から順番に食べては危険な量やその場合に出る症状を伝えします。
第二弾はネギ類です。
猫は少し食べただけでも症状が出るので注意が必要です。
ネギ類の危険性について
特に注意が必要なのは【タマネギ】と【ニンニク】です
その他にもニラ。ラッキョウ、エシャロットなどもネギ類なので注意が必要です。
【症状】食べてはいけないものを食べさせたら?
・嘔吐
・下痢
・食欲低下
・血尿
・貧血
・黄疸
上記症状が見受けられます。
早いと誤食後2〜4時間で症状がみられ、遅くても12時間以内に症状がみられます。
■【対処】食べてはいけないものを食べてしまったら?
※ネギ中毒による解毒剤や特別な治療は存在しません
<食べてすぐの場合>
・催吐処置:薬によって胃の中に入っているチョコレートを吐き出させます
(胃洗浄:重症な場合は麻酔をかけて胃の中を洗うこともあります)
<ネギ中毒を発症してしまった場合>
・点滴処置 ・尿量測定 ・貧血が重度の場合は輸血も検討
・抗酸化作用をもつ薬剤の投与(アセチルシステインなど)
すぐに近くの動物病院に電話をして、病院からの指示を仰ぐようにしてください。
消化する前にすぐに吐かせることが一番ですが、自宅で無理に吐かせようとすると危険を伴いますので、絶対に行わないようにして下さい。
当院の雰囲気、トリミングの様子はインスタグラムでも配信しています。
病院アカウント@yuzuriha_vet
トリミングアカウント@yuzuriha_trim