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予防接種院長ブログ
犬のノミダニ予防について
予防関係、第二弾はノミダニ予防についてです。
ノミ・ダニは気温20度、湿度70%で繁殖が活発になると言われています。なので4月〜11月のノミダニ予防が重要です。
北摂地域は緑も多く、住みやすい地域ですが、それはノミやダニといった寄生虫たちも多く生息していることになります。
<ノミに寄生されるとかかる病気>
・ノミアレルギー性皮膚炎:激しい痒みを伴います。特に、もともと皮膚が弱い子・皮膚病の子達は前もってしっかり予防しておくことが重要です。
・瓜実条虫(サナダムシ)寄生の原因
・重度ノミ寄生で貧血を呈することもあります
<ダニに寄生されるとかかる病気>
・アレルギー性皮膚炎
・バベシア症、日本紅斑熱、ライム病、Q熱、エールリヒア症などのダニによってかかる病気
特に、近年では重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が注目されており、犬だけではなく人へ
感染し死亡例の報告もあります」
<予防方法>
・滴下するスポットタイプ
→1ヶ月に1度の製品 or 3ヶ月に1度のもの
利点:首のあたりに薬剤を垂らすのみで簡単に予防できる
欠点:投与前後でのシャンプーを控える必要がある
・ジャーキータイプ
→1ヶ月に1度の製品 or 3ヶ月に1度のもの
利点:シャンプーを気にしなくてもいい
1ヶ月に1度のものはフィラリア予防も一度にできる
欠点:わんちゃんが好きじゃなかったら食べない
当院では様々な予防方法を揃えております。その子に合った予防方法を見つけ無理なく続けられるようにしてもらえたらと考えます。
お困りのことがあればご相談ください。